Wixでビジネスサイトを作ったらダメ!? ②
前回の記事「Wixでビジネスサイトを作ったらダメ!? ①」の
続きになります。
WixはSEOに弱い?
と言われるのはどうしてなのでしょうか。
その大きな理由として
「WixはSEOに弱い」と言われることがあります。
SEOとは
Search Engine Optimizationの略語で
日本語でいうと
「検索エンジン最適化」となります。
検索エンジンというのは
お馴染みのYahoo!やGoogleなどの
検索機能のことですね。
この検索機能が
最近はとても賢くなっていて
ただ単に
データベースに登録された情報をそのまま表示してくれるわけではなく
閲覧者にとって有益だと思われる情報を
判断して表示してくれるようになっています。
つまり、あるキーワードで検索された時に
検索結果の上位に表示されるためには
検索エンジンに「このページは有益だ」と
判断してもらうことが必要なのです。
そのためのいろいろな施策のことを
「SEO対策」といいます。
そして、「WixがSEOに弱い」と言われることの
最も大きな理由のひとつは
「コードが複雑化している」ということです。
ほとんどのホームページは
HTMLやCSSといったプログラムによって作成されています。
Wixなどのように、コードを入力せずに作成したページでも
実はそれは内部で
プログラムコードに変換してくれているのです。
そしてWixで作成されたサイトは
その高い操作性を実現するために
コードが大変複雑になってしまっています。
コードが複雑だと、
検索エンジンがそのサイトの情報を正しく読み取るのが困難になるため
SEOに弱くなる、と言われています。
確かに、Wixで作成したサイトと
プログラムコードがスッキリしたサイトで
ほとんど同じ情報を掲載して実験したならば
おそらく、スッキリしたサイトの方が
早く検索結果に上がってくるかもしれません。
しかしWixには、
その弱点を補う素晴らしい利点もあります。
それは、前回もご紹介した「更新のしやすさ」です。
その利点を生かし、
サイトをどんどん更新して育てていくことによって
検索エンジンにきちんと評価してもらえる
ホームページ作りが可能になります。
実際、私たちがお手伝いさせていただいた
Wixサイトでも、
地域名と業種などのキーワードで
検索上位に表示されることを確認できています。
ですので、SEOに弱いからWixは使わない方がいい
という意見は、少々言い過ぎかなと思っています。
もちろん、Wixにも色々と弱点はありますし
業種やサービス内容などによっては
そぐわないこともあるかもしれません。
そういった点も含め
バランスを考えて
システムを選択する必要があると思います。